サッカー男子日本代表(国際サッカー連盟=FIFA=ランキング23位)は6日、東京・国立競技場でブラジル代表(1位)との国際親善試合キリンチャレンジカップに臨み、0―1で敗れた。初勝利はならず、対戦成績は2分け11敗。
日本は前半を0―0で折り返した。後半、反則でブラジルに与えたPKをFWネイマールに決められ、逃げ切りを許した。
2019年11月に改築された国立競技場で男子の代表戦が行われるのは初めて。ワールドカップ(W杯)カタール大会(11月21日開幕)に向けた強化試合4連戦の第2戦。日本は2日のパラグアイ戦(札幌ドーム)は4―1で勝利していた。
日本は今後、キリンカップとして10日にノエビアスタジアム神戸でガーナ(60位)と、14日に大阪・パナソニックスタジアム吹田でチリ(28位)かチュニジア(35位)と対戦する。【村上正】
◇日本はブラジルの攻撃の圧力によく耐えた。立ち上がりから引いて守ることはせず、積極的に前へ出て、パスカットからボールを奪う場面も作った。徐々に押し込まれることは増えたが、コンパクトな陣形を保ち、ネイマールのPKによる1点に抑えた。一方、攻撃面はブラジルの早い潰しの前にチャンスは少なく、強豪相手に課題を残した。
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