日本サッカー協会(JFA)は28日、日本代表を率いる森保一監督(54)の続投決定を正式発表した。
JFAのリリースでは「FIFAワールドカップ2026大会を目指すSAMURAI BLUE(日本代表)の監督として森保一氏と契約することに合意しましたのでお知らせします」と綴られ、同日の記者会見に出席した田嶋幸三会長からも臨時理事会で全会一致したとの説明がなされている。
森保監督は選手時代も過ごしたサンフレッチェ広島で監督キャリアを始め、2012年~2017年7月までの在任中に3度のJ1制覇。その手腕が買われ、活躍の場を日本代表に移すと、2018年7月から東京オリンピック世代のアンダー代表と兼任する形でA代表監督に就任した。
そんな森保監督はときに厳しい声にも晒されたが、先のカタールW杯ではスペイン代表、ドイツ代表という優勝経験国を叩き、グループを首位突破。ラウンド16ではクロアチア代表とのPK戦で涙して、目標のベスト8入りとならなかったが、2大会連続の16強に導いた。
なお、W杯後の続投は代表史上初。第二次森保政権は来年3月23日に国立競技場で予定するキリンチャレンジカップが初陣となり、2026年に行われるアメリカ・カナダ・メキシコの3カ国共催W杯を目指す。
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