9日に行われたワールドカップ(W杯)準々決勝クロアチア対ブラジルは120分間を1-1で終え、PK戦4-2でクロアチアが勝利した。敗れたブラジルのFWネイマールは、キャリア最後のW杯を終えたことを宣言している。
90分をスコアレスで終えたこの試合、ブラジルは106分にネイマールが待望の先制点を記録したが、117分にブルーノ・ぺトコヴィッチの同点弾を許してPK戦まで持ち込まれると、2-4で敗退に追い込まれてしまった。
この試合でブラジル代表通算77得点目を記録して、ペレ氏の歴代得点記録に並んだネイマールは、自身にとって最後のワールドカップになったと語っている。
「またW杯を戦うか? そうは思わない。未来について考えないといけないけど、次のW杯に自分がいないことははっきりしている」
「難しい。自分たちを慰める言葉を見つけるのが難しい。もう代表から引退する選手もいれば、どうするか考えている選手もいる。大切なのは、若手たちのために大切なものを残していくことだろう」
現在30歳のネイマールはW杯に合計3回出場。初めて参加したのは自国開催の2014年大会で、ブラジルはドイツに準決勝で敗れて敗退。2018年のロシア大会はベルギーに敗れて、今回と同じくベスト8で散っている。
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