政府は新型コロナウイルスの水際対策について、6月から訪日外国人観光客の受け入れを再開する検討に入った。入国者数の上限を現行の1万人から2万人に引き上げる方針で、その枠内で受け入れる。26日にも岸田文雄首相が表明する。
政府は6月から、相手国・地域の流行状況や日本への流入リスクなどを3段階に分けて入国時検査などを一部免除し、入国上限を引き上げることを決めている。観光客は受け入れていなかったが、国内の感染状況が落ち着いていることや、落ち込む観光業を後押しするため再開に傾いた。
政府は外国人観光客受け入れのため、24日から実証実験として米国などから少人数のツアー客を受け入れている。その結果を踏まえ、観光客受け入れのガイドラインを策定する。当面はツアー客が対象となるとみられる。
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