米ノババックス製の新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省は19日、国内での使用を承認した。武田薬品工業が国内で生産、流通を担う。政府は1億5千万回分の供給を受ける契約を結んでおり、まずは5月下旬に各都道府県に計約10万回分を発送する。
国内の新型コロナワクチンは4種類目。ウイルスのタンパク質の一部を使う「組み換えタンパクワクチン」と呼ばれるタイプで、米ファイザーや米モデルナの「mRNAワクチン」などとは仕組みが異なる。
18歳以上を対象に3週間の間隔で2回接種。追加接種は2回目から半年以上後に行う。すでに別のワクチンを接種した人への3回目の接種として用いることも想定されている。
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