【高松宮記念】ナランフレグ 春の短距離王に輝く!丸田騎手が16年目で初G1制覇に涙

 春の短距離王決定戦「第52回高松宮記念」(G1、芝1200メートル)は27日、中京競馬場で行われ、ナランフレグ(牡6=宗像)がG1初挑戦V。重賞未勝利ながら“得意条件”で激走し、一躍G1タイトルを戴冠した。デビュー16年目の鞍上・丸田恭介騎手(35)が悲願のG1勝利を達成。レース後には感極まって馬上で涙した。

 勝ったナランフレグは父ゴールドアリュール、母ケリーズビューティ(母の父ブライアンズタイム)の血統。通算成績は29戦6勝。JRA重賞、G1ともに初勝利。

 重賞こそ未勝利だったものの前走・オーシャンS(G3、中山・芝1200メートル)2着、前々走・シルクロードS(G3、中京・芝1200メートル)3着と好走。特に今回と同条件の中京・芝1200メートル戦では過去5戦して1勝、2着2回、3着1回と好相性を誇っていた。

 鞍上の丸田、管理する宗像師ともにこれが記念すべきJRA・G1初制覇となった。

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