たまごの卸価格が3か月ぶりに値下がり 鳥インフルエンザ「清浄化宣言」が影響か

鳥インフルエンザの影響で最高値が続いていたたまごの卸売価格が、3か月ぶりに値下がりしました。

JA全農たまごが26日に発表したMサイズのたまごの卸売価格は、1キロあたり345円となり、3月下旬から続いていた最高値の350円を3か月ぶりに下回りました。

たまごの価格をめぐっては去年10月以降、鳥インフルエンザによって全国で飼育される採卵用のニワトリの1割以上が殺処分の対象になったため、統計開始以来の高値が続いていました。

4月7日の発生を最後に鳥インフルエンザの発生が確認されておらず、農水省は先週、ウイルスが国内の農場からなくなったことを意味する「清浄化宣言」を発表したほか、例年、夏はたまごの需要が減るため相場が下がったものとみられます。

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