中国の新型コロナウイルスの感染状況について、専門家がおよそ11億人が感染した可能性があるとする試算を発表しました。「第2波が起きる可能性は低い」としています。
中国疾病予防管理センターの専門家・呉尊友氏は21日、「すでに中国の人口のおよそ80%、11億人が感染した可能性がある」とする試算をSNS上に発表しました。
春節の連休に伴う移動が感染を広げる可能性はあるものの、すでに8割の人が感染しているため、大規模な感染拡大につながる可能性や今後2、3か月の間に第2波が起こる可能性は低いともしています。
中国政府はこれまで正確な感染者数を発表していませんが、北京大学の研究チームは今月11日までにおよそ9億人が感染したという試算を発表しています。
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