米航空宇宙局(NASA)によって打ち上げられ、月の軌道を周回した宇宙船オリオンが11日、太平洋に着水し、地球に帰還した。
人類の月面着陸を再びめざす「アルテミス計画」の第1弾で、今回は無人飛行。2025年には同様のロケットや宇宙船などを使って、宇宙飛行士の月面着陸に挑む予定だ。
宇宙船オリオンは米東部時間11日昼過ぎ、大気圏に再突入し、パラシュートを開いて米西海岸のカリフォルニア近くの海上に着水した。NASAによると、宇宙船に損傷や燃料漏れは確認されていないという。
NASAは米海軍の潜水士らと協力し、近くの船まで牽引(けんいん)して宇宙船を回収する。
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