フランス産赤ワインの新酒、ボージョレ・ヌーボーの販売が17日午前0時に解禁された。今年は航空運賃の高騰などで、値段を昨年の2倍に設定しているところもある。それでもこの日を待ちわびた人たちが、あちこちでさっそく乾杯の声をあげた。
輸入元のサントリーは解禁時間にあわせて、東京都内の飲食店「NOS Bar&Dining 恵比寿」でイベントを開いた。新型コロナウイルスの感染拡大で過去2年はオンライン開催とし、対面は3年ぶり。招待客らが午前0時のカウントダウンに続いてグラスを掲げた。
今年は夏に産地で晴天が続き、糖分と風味の増したブドウを収穫できたという。「太陽の恵み」を象徴するようなワインに仕上がったとアピールしている。
この日のイベントに招かれた武井麻妃さん(30)はワインのソムリエで、ユーチューバーでもある。「果実味がしっかりあり、やさしい酸味でさっぱり感もある。肩ひじ張らず、気の知れた友達と和気あいあいと飲みたくなるワインです」と話した。
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