天皇陛下は前立腺肥大 念のため、月内に組織検査

 宮内庁は10日、天皇陛下が6日に受けられた前立腺のMRI検査で、前立腺の肥大が認められたと発表した。特に懸念される所見はないが、念のため、今月中により精密な組織検査を受ける。

 陛下は前立腺がんなどの腫瘍マーカーである「前立腺特異抗原」(PSA)の数値が正常より少し高くなっており、6日に東大病院(東京都文京区)で疾患がないか日帰りで検査していた。

 陛下に自覚症状はなく、普段通り過ごしているという。公務では12~13日に全国豊かな海づくり大会などのため、兵庫県を訪問する予定。

 宮内庁は10月、PSAの数値から「やや懸念される傾向が見られる」と発表していた。

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