新型コロナ、医薬品開発へ プラズマ乳酸菌でウイルス抑制 キリンHD

 キリンホールディングス(HD)は8日、免疫機能の維持をうたう独自素材「プラズマ乳酸菌」で新型コロナウイルスの増殖や発症を抑えるための研究が、日本医療研究開発機構の助成事業に採択されたと発表した。

 「あくまで初期段階の研究だが、成果を医薬品開発につなげたい」(広報)とし、今後は国立感染症研究所エイズ研究センターと連携して効果の検証や解析を進めるという。

 キリンHDは現在、プラズマ乳酸菌を飲料やサプリメントの原料などとして活用している。

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