“新系統”オミクロン株の市中感染を確認 国内初

 新しいオミクロン株の市中感染を国内で初めて確認したと発表された。

 東京医科歯科大学は、新型コロナ患者116人のゲノム解析を行った。その結果、2人から、オミクロン株のうち国内で主流となっている「BA.2系統」で、デルタ株の特徴が加わった新たなオミクロン株が確認された。

 2人はいずれもワクチンを3回接種済みで、軽症だったということだ。海外への渡航歴はなく、国内初の市中感染だとしている。

 東京医科歯科大学は、「国内において置き換わりが進むと、感染再拡大につながる恐れがある」として、感染防止策の継続などを呼びかけている。

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