ロッテの佐々木朗希投手(20)が10日、本拠地で行われたオリックス戦で、28年ぶりプロ野球史上16人目となる完全試合を達成した。
同期入団のオリックス・宮城と、昨年10月14日以来の投げ合いとなった佐々木朗。初回、二死から3番・吉田正を148キロのフォークで空振り三振に仕留めると、ここから圧巻の奪三振ショーを展開した。
2回は4番・ラベロ、5番・福田、6番・西村を3者連続の空振り三振。3回も7番・紅林、8番・福永、9番・宜保を再び3者連続三振に仕留め、1回途中から7者連続三振とした。4回は1番・後藤、2番・バレラを連続三振に仕留め、64年ぶりとなるプロ野球タイ記録の9者連続三振に到達。そして、続く吉田正から10連続となる空振り三振を奪いプロ野球新記録を塗り替えた。
勢いは止まらず、5回もラベロ、福田、西村を3者連続三振に仕留め新記録を一気に更新。6回に先頭の紅林を中飛に退け新記録は13打者連続三振でストップしたものの、6回もキッチリと3者凡退に抑えパーフェクト投球を継続した。
7回以降も走者を許さず、最後は代打・杉本を空振り三振に仕留めプロ野球タイ記録となる1試合19奪三振を達成。28年ぶりの完全試合、プロ野球新記録の13打者連続三振、同タイ記録の1試合19三振と、まさに記録づくめの快投劇で今季2勝目を手にした。
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