27日にあった米アカデミー賞の授賞式で、俳優のウィル・スミスさんがコメディアンのクリス・ロックさんの顔を壇上で平手打ちしたことについて、同賞を運営する団体「映画芸術科学アカデミー」が28日、スミスさんを非難する声明を出した。声明は「アカデミーは昨晩のスミス氏の行動を非難する。正式な調査を始めており、我々の規則や行動基準、カリフォルニア州法にのっとって、さらなる対応を検討する」としている。
平手打ちをされたロックさんは、ドキュメンタリー部門の受賞者を発表している最中に、スミスさんの妻であるジェイダ・ピンケット・スミスさんを指して「G・I・ジェーンの続編を楽しみにしている」と発言した。「G・I・ジェーン」は、丸刈りの女性兵士が過酷な訓練に挑む姿を描いた作品。ジェイダさんは脱毛症であることを公言しており、ロックさんはジェイダさんの短髪をジョークにしたとみられる。
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