国内企業初“飲み薬”100万人分供給 塩野義製薬と基本合意

塩野義製薬が薬事承認を申請している、新型コロナウイルスの飲み薬について、後藤厚労相は、100万人分の供給を受けることで基本合意したと発表した。

後藤厚労相「今後の(薬事)承認が前提となるが、本剤が実用化されれば、軽症者に対する治療の選択肢が、さらに広がるものと考える」

厚生労働省は、塩野義製薬が申請中の飲み薬について、薬事承認された場合には、速やかに100万人分の供給を受け、以降も一定量を確保することで塩野義製薬と基本合意した。

塩野義製薬が申請中の飲み薬は、新型コロナの感染初期に1日1回、5日続けて服用するもので、2月、厚労省に承認を求める申請を行っていた。

承認されれば、国内企業として初めての軽症者向けの新型コロナの飲み薬となる。

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