NECは、自治体や小中学校向けに販売したノートパソコンで発煙が確認されたためおよそ124万台を回収し、点検すると発表しました。
回収の対象となったノートパソコンでは、製造工程で余分なネジが一部の端末で混入しているということです。このため、端末を落とした際にバッテリーを破損させて発煙に至ったケースが1件確認されました。他にも、ケーブルの組み立て不良によって周辺の部品との摩擦が起こり発煙したケースが6件あったといいます。
これを受け、NECは対象の端末のほか同じ時期に同じラインで製造された端末およそ124万台を回収して点検します。この発煙によるけが人や火災は確認されていないほか、端末を落下させるなどの強い衝撃を加えない限り発煙などは起こらないため、利用には問題ないとしています。NECは「再発防止策を徹底し、より一層の品質向上に努める」としています。
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