男子サッカー日本代表は1日、W杯カタール大会アジア最終予選B組第8戦でサウジアラビア代表とホームで対戦。2―0で勝利し、最終予選初の5連勝を達成。7大会連続7回目のW杯出場へ“王手”をかけた。
敗れれば目の前で相手のW杯出場が決定、勝てば次のオーストラリア戦でW杯出場権獲得のチャンスが巡ってくる天王山の一戦に向け森保監督は「(スタメンは)大きく変える必要はないと考えている」と明言した通り、先月27日の中国戦(〇2―0)と同じ先発メンバーを選択した。
試合はその中国戦で歴代2位タイ、史上4人目の最終予選3戦連続得点を記録したMF伊東が躍動。右サイドから鋭いドリブル突破を見せるなど相手守備陣を翻ろう。前半32分には驚異のスピードで相手DFのマークを振り切りMF南野の先制ゴールをアシスト。
1―0で前半を終えると、後半5分に豪快ミドルで追加点。左サイドDF長友からのクロスを胸トラップし、ボールを落とさずそのまま右足を一閃。鋭い弾道のシュートは、右足を出して防ごうとしたDFシャハラニの股を通りゴール左上隅へと突き刺さった。
これで伊東は同予選4試合連続ゴールとなり、前回2018年予選で原口元気が残した最終予選の日本代表史上最多連続得点記録に並ぶ快挙を達成。1得点1アシストと全得点に絡む活躍を見せ、国際Aマッチで得点した試合は8戦全勝と“不敗記録”も伸ばした。
日本は最終予選初の5連勝を飾り、6勝2敗の勝ち点18に伸ばし、首位サウジアラビアと勝ち点差1に肉薄。次戦3月24日の第9戦では敵地で3位オーストラリアとの直接対決が控えており、この一戦に勝利すればW杯切符獲得となる。
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